英語の時制、現在形の深い意味を知ってますか?-超越文法
英語の時制って、使い方がよく分からなくないですか?
これは、英作文するときに、ノートにじっくり書く時の話ではなく、
英会話する時の話です。
会話の中でパッと時制を使った文章を脳内で作れるかどうか。
かなりノウハウ的な話になるので、
どこまで出して良いのか、
悩みどころではありますが、可能な限り、うまく表現したいと思います。
もし、現在形の深い意味は何か?でピンと来なかったら、
この記事はかなり役に立つかも知れません。
【直感で掴める時制】
僕は学校教育において、
時制のルールについては、
一つずつ、細かく見ていったので、それぞれがどんな使い方をするとか、
ざっくりとした使用法を理解していませんでした。
枝を見て森を見ず、の様な感じでした。
当然、現在形から最初に学び、その後、
現在進行形、過去形、未来形を学びました。
そして、現在完了形…。と、これだけでも、
ごちゃごちゃしてますけど、
全体像を俯瞰し、それぞれの役割を遠くから見てみると分かってきます。
過去形→現在進行形→未来形
こんな時間軸になりますが、
では、現在形の時間軸はどうなるでしょうか。
僕はこの概念を知って、ビックリしたのですが、
現在形は、現在形習慣形とも呼ばれ、
昔から、この先まで、ずっと同じ習慣が繰り返されるイメージを持ちます。
私は早起きだ、という習慣は、
・昔から早起きだし、
・今も早起きだし、
・この先も早起きだ。
という習慣を表すのが現在形です。
一度時制を習ったあとに、
もう一度原点を見る事で、現在形の再定義ができますね。
【ついでに仮定法も解説】
仮定法とは、
If I was a bird…
もし、私が鳥だったら…
の用法です。
どうしてwasなのか…。
英語の考え方として、
時間は、時のスペース(間)と認識します。
過去は、そのスペースが大きい=遠い。
と、考えます
(未来は、近づいてくるイメージなので遠くはない)
過去は遠い。
仮定法は現実離れしており、遠いので、
過去形と同じく過去形の was を使う、という事です。
【英語を数学で解説するという不思議】
新田さんは超越文法で、この時制を数学を使って解説されていました。
ここで明かせないのが残念ですが、
非常に分かりやすいし、
想定外の閃きを得て、脳内が活性化する様な感覚になり、
一発で時制を理解できました。
こういった閃きが脳に与えられたら、
わざわざ唸りながら勉強する必要が無いな、
と感じます。
今回の時制の形は、
過去-現在-未来
に対して、現在習慣形とすべてを包摂した、一段上の次元の異なる、
抽象概念の話についてでした。
この抽象概念を理解できると、
英語と数学など異なる分野においても、
共通点を見いだし解説できます。
一つの分野を極めて、抽象概念を知る事が出来れば、
異なる分野の事例に当てはめる事ができます。
情報発信において、
一つの事を抽象度を上げて別の視点で解説すると、
それだけで面白いと人は感じるんですね。
漫画キャラが教える英語学習とか、
数学で解説する英語学習、
他言語で解説する英語学習、
子育て視点で教える英語学習…
何か一つの事を突き詰めて、
抽象度を高めて別の事例で説明するとどうなるか?
という事を常日頃から練習すると、
話が上手になるし、コミュニケーション能力が上がります。
とことんやりこむ事、
横展開して解説する事、
を意識したら、
僕の見ている世界は変わりました。
オススメです。
この記事が、あなたの次の一歩を進める、
力になれたら幸いに思います。