会社の朝礼のスピーチネタ、探し方の黄金パターンとは?
会社の朝礼のスピーチのネタに困っている人が多いようです。
それは確かに人前に話すのは簡単なことでは無いし、
何のために発言するのかわからない。ならば、やりたくない気持ちも分かります。
でも、気持ちの持ち方ひとつ変えることで、随分やる気になりますよ!
まずは、朝礼スピーチのネタ探しをするスキルを身につける事で、
スピーチが楽しくなる事を目標にしましょう。
スピーチができれば、影響力が付くので交渉力が身につきますし、
少ない労力で人の気持ちを動かせるようになるので、
ぜひ、楽しんでスピーチをして欲しいな、と思います。
朝礼スピーチのパターン
朝礼スピーチの流れで、多くの人が引き込まれる伝え方は、
最初に共感を得る事です。
どういう時に人は共感するかと言うと、
話し手の具体的な体験談と、話し手の感情の盛り上がりです。
そうした自分自身の体験談を話しつつ、
そこから抽象度を上げて、会社の業務に関するテーマに切り替えます。
これが朝礼スピーチの王道パターンになります。
スピーチのネタは何だって良い
基本的にスピーチのネタは何でも構いません。
あくまで、自分のフィルターに引っかかった、
感情が動かされた経験をいくつかピックアップしておきます。
ここで重要なのは、経験の中身ではなく、
そこでどんな風に感情が動いたのか、です。
そうした、おやっ?とした所をメモしておきます。
後々に生きて来るのでひとまずはアンテナを立てておく、です。
それだけなら特に難しい事はありませんよね。
経験、体験の抽象度を高める
スピーチで単に思った事を述べるだけでは、
聞いた人も役に立たないことが多いです。
そこで、自分の体験を抽象度を高めたグランドセオリーを見つけ、
そして、それを具体化して、仕事に置き換えます。
日常の体験
↓(抽象化)
グランドセオリー
↓(具体化)
仕事
物事の本質を突き詰めれば突き詰めるほど、
一つの法則に近づいて行きます。
例えば、仕事はコミュニケーションだ、という事も出来ますよね。
人との関わりをコミュニケーションと捉える事もできるし、
パソコンと悪戦苦闘しても、パソコンとのコミュニケーションになります。
抽象化と具体化が自由自在になれば、
全ての体験をスピーチのネタにできるようになります。
抽象と具体化の概念
当然、この抽象化と具体化の概念を使いこなす事ができれば、
交渉事や、コミュニケーションなどあらゆる場面で有効に使えるようになります。
全く異なる話題を、今の話題につなげる事ができます。
例えば漫画ワンピースから見たチームビルディングや、
妖怪ウォッチから時代の流れを読むこととできます。
相手の興味に合わせた話題提示とアドバイスができるようになります。
スターウォーズ好きの恋人に対して、
スターウォーズでの教訓を交えてアドバイスをするだけで、
すんなり聞いてくれる事があったりします。
人は知らない事、もしくは知っていることでも、
知らない使い方を知るだけで知的欲求が満たされます。
そうやって、頭のフタを開くことで、
より多くの情報を相手に伝える事ができます。
ぜひ、この抽象化と具体化の概念を身につけて下さいね。