上司に怒られた場合の対応は?強いメンタルは不要!
上司に怒られた・・・。辛いですよね。
泣きたくなる人もいます。
僕はかなりの上司のパワハラまがいの理不尽な状況に追いやられた事もあります。
そんな状況を尻目に、
どんなに怒られても全く折れる気配を見せない同僚もいます。
彼らを見ると、なんとメンタルが強いことか!と思います。
でも最近思うのは、彼らは決してメンタルが強いわけではありません。
それは、ある考え方の3つの違いでした。
今回はその考え方とは何なのか?
そして、どの様にしたら良いのか?をお伝えします。
僕は怒鳴られてうつ病に
僕もかなり上司にやられました。
毎日毎日、高すぎる要求をされ、説明しても意味がわからない、と言われ、怒鳴られ、
そして、面倒な仕事は全て無理矢理に任され。
明らかに破綻した論理で話題をすり替えて僕の仕事だとなすりつけていく。
それはそれは辛いもので、
あっという間にうつ病になりました。
完治までに3年を費やし、見事に出世コースから外れたのです。
あの頃は確かに大変だった。
でも、あの頃の経験があるから、今の自分があるのですが。
上司は何に怒るのか?
上司と部下の決定的な違いって何でしょうか。
命令する側とされる側でしょうか。
それもありますが、
一番は組織における抽象度の違いです。
それは、守備範囲の広さになります。
つまり、
平社員は、◯◯担当を任されていますが、
係長は、◯◯係という部署の守備範囲です。
係長にとっては、
自分の仕事の成功は、◯◯係という組織の成功です。
単に個人での成功ではありません。
そう考えると、
今まさに怒鳴って怒る対象と言うのは、
個人を攻撃しているのではなく、その部署を何とか正したい、
という思いでやっているのです。
見ている視点は個人ではなく部署です。
だから、あえて周りに聞こえるように怒ることもあります。
その指導を聞いた他の部下に悟って欲しいという思いもあるからです。
したがって、例え自分が怒られているとしても、
上司が怒る対象と言うのはあくまでも部署に対してです。
その部署としての問題が、あなたの部分から吹き出した、と言うだけです。
それは、個人の能力不足という、
抽象度(守備範囲)の話ではなく、
部署内の指導不足、コミュニケーション不足が明るみに出ているのです。
必死にやってるなら謝る必要なし
自分が怒られる問題は、自分のせいだと決める必要はありません。
いや、むしろそう決めてはいけません。
なぜならその問題は部署の問題だから。
それなら、
自分の能力は一旦置いておいて、
部署の問題解決に向けて、提案したら良いはずです。
・指導が不足していて理解出来ない
→分かるまで説明してもらう
・理解していても忘れてしまう
→マニュアルがない?
・ミスが多い
→チェックリストある?
→チェック抜けを確認する仕組みはある?
・業務が忙しすぎる
→忙しすぎてもミスの起こらない仕組みになっている?
失敗が多いと言うことは、
改善の余地があると言うことです。
何も考えて出来てしまう本当の意味での天才は、
改善することができません。
何が悪いのか、できないのかわからないので。
会社は組織であって、誰にでもできるところまで
業務を落とし込む必要があります。
そうした足りない部分に気づくキッカケを与える存在というのは、
かなり貴重な存在です。
出てきた問題を解決するたびに、
業務は効率化し、儲かる体質へと変わっていきます。
僕はあの上司に感謝してる
僕もかなり、というか相当に追い詰められてうつ病になりました。
まともに会社に行けなくなるくらいでしたし、
一般的に考えたら後退だし、人生狂ったと感じる人もいるでしょう。
でも今は、あの出来事のおかげで、仕事、
そして人生を見つめ直す事になったし、
自分の力で生きていく事を決意しました。
確かにあの出来事は僕にとっては試練でしたが、
そのおかげで新たな価値観を手に入れ、前に進むこととなりました。
むしろあの出来事は自分の人生を進める上で必要なことだったと考えています。
そういった意味であの上司に感謝しているくらいです。
僕はこれまで辛い経験をしたことが教訓になったり、
自分の人生を飛躍させるきっかけになる事が非常に多かったです。
それは、また僕の仲間たちを見ていても同様の事が起こっています。
必死にやるから、
後々に自分の血肉になっていくんですね。
まとめ
今回は上司に怒られた時の対処法として、
1.自分が怒られているのではなく、部署の問題が明るみになったと考える
2.自分の事は一旦置いておいて、部署を良くするための提案をする
3.今の辛い出来事は、後々の人生スパンで考えたら必ず前に進む
重要なのは、今の出来事を良い、悪いだけで判断するのではなく、
その後の人生を考えて、成長できるかどうか?という視点をもって、
必死に取り組んでいけるかどうか?で判断する事が大切ですね。